GSEA関西大会の魅力
2025-02-04 11:10:23

京都大学で開催された学生起業家ピッチコンテストGSEA関西大会の魅力と次世代起業家の挑戦

京都大学でのGSEA(世界学生起業家アワード)関西大会の開催



2025年1月22日、京都大学の百周年時計台記念館にて、世界的な学生起業家ピッチコンテスト『GSEA(世界学生起業家アワード)』の関西大会が開催されました。これは、世界中の若き起業家たちが自身のビジネスプランを披露し、その成長性や社会への影響力を競う大舞台です。

GSEAの概要


GSEAは、世界最大の起業家団体「EO(Entrepreneurs' Organization)」が主催するイベントで、ビジネスを実際に運営している学生を対象としています。アイデア段階ではなく、実際のビジネス運営を評価する点で他のコンテストとは異なり、参加者たちは自身の経験や成果をプレゼンテーションで語ります。日本大会へ進出するためには、関西・関東・東北・北海道・九州の各地区予選を乗り越えた8名の学生が挑むことになります。

日本でのGSEAの歴史は2014年に始まり、これまでにも数多くの起業家を輩出してきました。特に、ディープラーニング技術を用いたメドメイン株式会社の創業者や、衛星データ分析から農業を最適化するSAgri株式会社の社長などが注目されています。

関西大会の内容


今回の関西大会には、7名の学生起業家と未来枠として1名の高校生が出場しました。それぞれが個性的なビジネスプランを持ち寄り、プレゼンテーションを行いました。審査員には、経済関係の専門家や起業家が揃い、参加者たちに対して鋭い質問や激励のコメントが寄せられました。

出場者のビジネスプラン


  • - 株式会社TW笠川 竜生さん(京都大学)
動画マーケティングを企業インフラにするためのプロジェクトを進行中。特にTikTokやSNSを活用したマーケティングや人材派遣に注力しています。

  • - 株式会社Next Leap川瀬 友希さん(慶應義塾大学)
起業を志す学生のためのインターンマッチングサービスを提供し、具体的な行動を促すモデルを構築。すでに30社が導入しています。

  • - 株式会社FoodFul作野 充さん(立命館大学)
子育てを支援するプラットフォームを展開中。専門家と親をつなぐことで多くの家庭の課題解決に貢献しています。

  • - 株式会社MASIRO松崎 圭佑さん(同志社大学)
アートを身近に感じてもらうため、日常の空間をギャラリーに変えるサービスに取り組んでいます。

審査結果と次のステップ


審査の結果、最優秀賞は立命館大学の作野さん、優秀賞は同志社大学の松崎さんが受賞しました。彼らは、2月13日に東京で行われる日本大会に進出し、さらにシード権を賭けたアジア大会と世界大会への道を切り開くことになりました。

起業家育成の重要性


『GSEA』は、日本政府が推進するスタートアップ育成計画の一環でもあり、若い世代の起業家精神を高めるのに貢献しています。特に日本では、学生起業家の数が他国に比べて少ないため、こうした大会は非常に大きな意義を持っています。この大会を通じて、将来のビジネスリーダーたちが誕生することを期待しています。

未来の起業家たちに向けて


GSEA関西大会は次回も、2025年に再度開催される予定で、挑戦する学生起業家の参加が待たれています。この独自のプラットフォームが、次世代の起業家たちに活躍の場を与え、成果を挙げる大きな助けとなることを願っています。


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