近鉄グループデジタル相談窓口が最優秀賞に輝いた理由とは？

受賞の背景

2025年11月29日、他の全てのプロジェクトを圧巻する成果を上げた近鉄グループホールディングスの「近鉄グループデジタル相談窓口プロジェクト」が、パシフィコ横浜で開催された「Good Project Award 2025」にて最優秀賞を受賞しました。このプロジェクトは、200社を超えるグループ各社のデジタルトランスフォーメーション（DX）をサポートするために設立されました。

プロジェクトの概要

近鉄グループデジタル相談窓口は、各企業が抱えるDXに関する課題を組織的にサポートすることを目的に、ノウハウの共有を促進する仕組みを構築しました。特に注目すべきは、相談の受付から案件の管理までを一元化する「Backlog」を導入した点です。このシステムにより、専門的なチームと簡単に連携でき、対応状況も分かりやすくなり、業務の負担を減少させる大きな成果を上げました。

開設からわずか2ヶ月で13社から16件の案件に対応し、「生成AI活用ガイドラインの制定」など具体的なDX推進をサポートしています。さらに、全ての対応履歴がBacklogに記録され、ノウハウが蓄積されることでチーム全体のDX推進力が飛躍しました。

プロジェクトに対する反響

このプロジェクトを推進してきた近鉄グループホールディングスの阪田様と新藤様は受賞について、次のようにコメントしています。

阪田様は、「このプロジェクトはグループ内での協力を目指して始まったもので、広く評価されることを嬉しく思います。今後もこの取り組みを続け、Backlogを活用してさらなるDX推進に貢献したい」と述べました。

新藤様も、「近鉄グループのDXはまだ進化の途上ですが、この評価を頂けたことに感謝しています。今後もより良いプロジェクトを展開し、グループ全体の成長を目指していきます」と意気込みを語りました。

ご紹介「Good Project Award」

「Good Project Award」は、プロジェクト・タスク管理ツール「Backlog」が主催するイベントで、2005年から始まりました。多くのチームが共同で成功を収めてきたことを表彰することが目的です。労働人口の減少や働き方の多様化が進む今、チームでの協働がますます重要になるでしょう。

ヌーラボの活動

株式会社ヌーラボは、プロジェクト管理ツール「Backlog」を提供しており、今年2025年には20周年を迎えました。その歴史の中で、数多くのチームの業務効率を向上させる支援を行ってきました。最近では、オンラインホワイトボード「Cacoo」や情報セキュリティツール「Nulab Pass」など、新たなサービスのラインアップを拡充しています。

「チームでの協働が成功を生む」との信念のもと、ヌーラボは今後も多くの企業に寄り添い、その成長を後押ししていくことでしょう。ライフスタイルの多様化が進む中で、こうしたプロジェクトの存在はますます重要性を増していきます。皆さんも、近鉄グループのデジタル活動に注目し、その成長を見守っていきましょう。