京都で金継ぎ体験
2025-10-19 21:43:19

京都の町家で感じる、金継ぎの魅力とその歴史を体験

京都の町家で感じる、金継ぎの魅力



「普通の体験はもう飽きた」という方にぴったりの特別なイベントが、京都で開催されます。2025年11月1日から11月16日まで、登録有形文化財の町家「京都 肉のひろ重 八百屋」にて、金継ぎの魅力を「体験・修理・購入」で楽しむことができるイベントです。このイベントでは、金継ぎ専門店のつぐつぐが主催し、京都で初めての金継ぎ体験を提供します。伝統的な町家の雰囲気の中で、数十点の金継ぎ器が並び、職人の実演や英語対応のワークショップも行われる特別な時間が提供されます。

金継ぎの魅力とその歴史



金継ぎは、室町時代から500年以上にわたり日本で受け継がれてきた技法です。器の割れを漆と金で修復し、その傷跡を隠すのではなく、美として表現するという考え方が根底にあります。これにより生まれる「不完全の中にこそ美がある」という思想は、現代のサステナブルな価値観とも重なり、世界的に再評価されています。つぐつぐでは、この思想を「誰もが触れられる伝統」として広めており、東京の他の店舗では、海外からの参加者が多数訪れる人気の体験となっています。

  • - ### 町家の価値と歴史

会場となる「京都 肉のひろ重 八百屋」は、明治時代の町家が丁寧に改修され、100年以上守り続けられています。京都の食文化と町家建築の魅力を未来へと受け継ぐ姿勢は、金継ぎの理念と深く響き合います。年々受け継がれる町家と、500年の歴史を持つ金継ぎ技術が交差するこの場所で、京都ならではの“受け継ぐ美”を体験できる特別な空間が広がります。

特別な16日間のイベント詳細



この特別なイベントでは、「体験」「修理」「購入」の3つの方法で金継ぎに触れることができます。つぐつぐでは、自社で育てた金継ぎ師が在籍しており、初心者から経験者まで楽しめる内容が用意されています。

1. 金継ぎワークショップ(体験)



約90分で、「割れた器の接着」と「仕上げの金蒔き」の2つの工程を体験できます。伊万里焼の器を使用し、23金と本物の漆を利用しています。持ち帰り用の特製箱に入れてそのままお持ち帰りできるため、1日の中で“本物の金継ぎ”を体験することができます。予約制ですが、空きがあれば当日受付も可能です。

2. 金継ぎ修理受付



破損した器を持ち込むと、金継ぎ師がその場で状態を確認し、金継ぎにかかるお見積もりを行います。修理は3か月以上かかる繊細な技法ですが、職人の初期工程を見学できる貴重な体験が待っています。

3. 金継ぎされた器・金継ぎキットの販売



会場では、職人が手がけた金継ぎ器の展示・販売も行われます。これらはすべて3か月以上の手間をかけて作られた貴重な一点ものです。また、自宅で金継ぎを楽しむための初心者用金継ぎキット「つぐキット」も販売され、手軽に金継ぎを始めることができます。

まとめ



この機会にぜひ、京都の町家で金継ぎ体験をし、日本の伝統技法の魅力を直接感じてみてはいかがでしょうか。イベントは入場料無料で、気軽に訪れることができます。予約をして、特別な体験をお楽しみください。京都で待っている特別な16日間を見逃さないでください。


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