亀岡市役所、2026年からの開庁時間を短縮
京都府亀岡市では、市民のニーズに応え、より良い行政サービスを提供するため、2026年5月1日(金)から市役所の開庁時間を変更します。これにより、従来の「午前8時30分~午後5時15分」から「午前9時~午後4時30分」へと短縮され、電話受付時間も同様に変更となります。
開庁時間短縮の背景
この施策は、2025年10月に市民課窓口での試行運用を経て実施されるものです。その結果として、約8割の市民が時間短縮に理解を示し、混乱や苦情もほとんどなかったことが確認されています。取組の目的は、今後の人材不足や業務の複雑化に対処しつつ、行政サービスの質を維持することです。
具体的には、人的資源を有効に活用するために、「デジタルでできることはデジタルで」という方針のもと、リアルな窓口対応の必要性を見直し、相談業務を充実させる計画です。デジタル化を進めることで、地域課題への迅速な対応を図りながら、職員のスキルアップを図ります。
市民の声とデータ
開庁時間短縮についての市民の反応は非常に良好です。来庁者へのアンケートでは、約75%が「良い」と答え、さらに56%が「少し不便だが理解できる」と評価しました。来庁頻度を考慮しても、90%の回答者が「数ヶ月に1回以下」とし、日常生活に与える影響は最小限であると分析されています。
また、庁内アンケートでも90%の課が「苦情を受けていない」と回答し、業務の執行においても重大な支障が生じていないことが確認されています。これにより、行政サービスの質が向上する期待が高まっています。
変更される開庁時間について
- - 実施日: 2026年5月1日から。
- - 新しい開庁時間: 午前9時00分 ~ 午後4時30分。
- - 対象施設: 市役所本庁舎や亀岡市保健センターなど。
- - 対象外施設: 一部の文化施設や医療機関など、変更のない施設もあります。
今後の展望
亀岡市では、開庁時間の短縮を契機に「行かない窓口」の確立を目指します。スマートフォンを活用した手続きのオンライン化を進めることで、市民がより便利にサービスを受けられる環境を整備します。また、窓口業務の時間を地域課題への対応や職員の研修に充てることで、サービス向上を図ります。
人材確保や効率化にもつながるよう、働きやすい職場環境を整えることが重要です。試行期間中には、市民課での時間外業務を前年同月比で約50%減少させることに成功しました。このことは、今後の行政サービス向上に向けた具体的な一歩となります。
市民へのメッセージ
市役所の開庁時間短縮は一見、サービス低下と捉えられがちですが、多くの市民がこの取り組みに理解を示していることは非常に心強い実績です。デジタル化がもたらす効率性を活用しつつ、本当に支援を必要とする方々への手厚いサポートを心掛け、亀岡市が頼れる市役所としての役割を果たしていきます。
このように、亀岡市はデジタルファーストの推進を通じて、持続可能な社会の構築に向けた取り組みを続けています。市民の皆様のご理解とご協力を賜りながら、さまざまな施策を展開していきたいと考えています。