京都岡崎にボドゲ神社が誕生
京都市左京区の岡崎に、未発掘のボードゲームを「奉納」する新しい形の拠点、「ボドゲ神社」がオープンしました。このプロジェクトは、ボードゲーム制作マガジン編集部が中心となって運営しており、社会課題に取り組むためのコミュニティの場を提供します。
ボドゲ神社の基盤
ボドゲ神社は、ボードゲームの可能性に新たな光を当て、特にシリアスゲームと呼ばれる社会的テーマを扱った作品に重点を置いています。気候変動や地域共生、ダイバーシティなど、私たちが直面するさまざまな課題に関連するゲームが集まります。また、この社は単なるゲーム展示場所ではなく、作品の「奉納」という独自のスタイルを取り入れ、クリエイターや団体が自分の作品を寄贈できる仕組みを整えています。
目指すもの
ボドゲ神社の目的は、まず未発掘の作品に「居場所」を提供することです。多様なボードゲームやカードゲーム、TRPG、シミュレーションゲームなどが対象となり、これらの作品は常に展示され、訪れる人々にとっての出会いの場を作ります。
次に、シリアスゲームに特化したラインナップを揃え、教育者や市民活動家、NPO/NGO、自治体の担当者といった社会を良くしたい人々が集える“サードプレイス”を形成します。その場では、対話のファシリテーションやゲーム運営が行われ、各参加者が自らの知識や経験をもとに意見を交わすことができます。
最後に、参加者がゲームを通じて理解を深め、対話を促し、行動へとつなげるサイクルを育むことを目指しています。これは、社会を良くしようとする人々が集まり、実際に行動を起こすキッカケを作る場となります。
具体的な活用方法
ボドゲ神社では、以下の5ステップを通じて、参加者のアイデアを形にします。
1.
アイデア整理サポート
- ゲームの種を言語化し、テーマや体験価値、想定プレイヤーを明確にします。
2.
相談ディレクション
- 初期段階の企画から実施計画まで、伴走してサポートします。
3.
ゲーム化支援
- 作品の設計やデザイン、ルール構築を共に考え、魅力と学びを強化します。
4.
メディア露出サポート
- 雑誌や関連メディアへの掲載依頼やプレス素材の作成などを支援します。
5.
店舗およびECでの販売支援
- 実店舗での展開に加え、オンライン販売やイベント連動を通じて広く認知を進めます。
参加方法と店舗詳細
ボドゲ神社に参加希望の方は、以下のメールアドレスにお問い合わせください。
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[email protected]`にアクセスし、ボドゲ神社プロジェクト担当宛てにご連絡ください。
- - 店舗名: ボドゲ神社
- - 所在地: 京都市左京区岡崎西福ノ川町11-1、「染兎」内
ボードゲームが持つ力で、社会を変えていく新たな取り組みが、ここ京都岡崎から発信されることを期待しています。ぜひ足を運んでみてください。