京都に江戸時代の伝統を受け継ぐ道明の新店舗がオープン

江戸時代の伝統を今に受け継ぐ道明の新拠点

2025年の秋、京都市に新たに誕生する「道明京都店」は、江戸時代創業の有職組紐道明による華麗な伝統工芸が体験できる拠点として注目を集めています。リノベーションされた築100年の京町屋では、歴史的な美しさと現代的な機能性が融合し、訪れる全ての人々に特別な空間を提供します。

店舗の特徴とアクセスの良さ

道明京都店は、地下鉄烏丸線の四条駅と五条駅の中間に位置しており、京都駅や四条烏丸からのアクセスも非常に良好です。周辺には多くの繊維関連の企業が立ち並び、製作の雰囲気を感じながらの訪問が可能です。中央には中庭があり、風情ある空間でリラックスできる場を演出しています。

豊富な商品ラインナップ

道明の店舗では、帯締めの専門店として、東京上野本店同様に約500種類もの帯締めを取り揃えています。色名の冠組や段染めの銘物など、職人の手による技巧と芸術が光る製品が多数並んでいます。さらに、奥の小上がりには2015年から展開されている洋装部門「DOMYO」のブースがあり、革と組紐を融合させたベルト、アクセサリーやブレスレットなども目を引きます。

組紐体験の魅力

京都店には、組紐作りの楽しさを実感できる「Kumihimo Experience by DOMYO」が併設されています。ここでは、職人が使用する本物の道具や絹糸を使った本格的な体験ができ、訪れる人々は家族や友人と一緒に魅力的な作品づくりを楽しむことができます。また、英語や中国語での案内も完備されており、訪日観光客にも優しいサービスが整っています。

組紐教室での学び

さらに、道明京都店の2階では「道明組紐教処新京都教室」が開講されており、全国で500人以上の生徒が在籍する道明の組紐教室が新たな拠点を持ちました。最大2クラスを同時に行える広々としたスペースで、初心者から上級者まで満足できるカリキュラムが用意されています。50年の歴史を誇るこの教室では、組紐の技術を横糸にした新しい芸術作品の創作が楽しめます。