高校生の平和トロフィー
2026-01-14 13:39:54

広島市の高校生がデザインしたトロフィーに込めた平和の願いとは

広島市の高校生がデザインしたトロフィーに込めた平和の願いとは



2026年1月18日、広島市で開催される「天皇盃 第31回全国都道府県対抗男子駅伝」に向けて、特別なトロフィーが完成しました。このトロフィーは、広島市立基町高等学校の生徒たちによってデザインされ、平和への強いメッセージが込められています。主催である株式会社大創産業がメインスポンサーとなり、次世代に平和を考える機会を提供することを目的にしたこの取り組みは、多くの人々の注目を集めています。

逆境に負けない「平和の花カンナ」



今回のトロフィーは、被爆後の広島に元気を与えた「平和の花カンナ」をテーマに制作されました。カンナはその特異な生命力を象徴として持っており、復興の象徴でもあります。生徒たちは、この花の鮮やかな赤やオレンジを色彩で表現し、トロフィーに美しいグラデーションをめざしました。これは、観る人に希望を与える色合いです。

特に注目すべきは、トロフィーの一部に使用されている折り鶴です。これらの折り鶴は広島市の平和記念公園内にある「原爆の子の像」に捧げられたもので、市が取り組む「折り鶴に託された思いを昇華させるための方策」に基づき再活用されました。世界中から広島に贈られた折り鶴を用いることで、平和への思いを広めつつ、選手たちの未来への飛躍を願う意図が込められています。

学生たちの意識と願い



トロフィー制作に関与した生徒は、「平和」というテーマの中で私たちなりにこの言葉の深い意味を考えることができました。出場選手をはじめ、多くの方々と私たちが考えた平和の姿を共有する機会がもてたことは、非常に素晴らしい体験です」と述べています。このように、彼ら自身が平和の意義を再確認し、他者とその想いを分かち合うことが重要視されています。

大創産業の役割とビジョン



株式会社大創産業は、2015年から天皇盃 全国男子駅伝のメインスポンサーとして活動しており、毎年特別協賛の賞を授与しています。平和記念公園前を発着点とするこの駅伝は、スポーツの振興だけではなく、世界平和のメッセージを発信する場とされています。大創産業は2019年からこのトロフィーの授与を開始し、今年で5回目の授与となります。過去数年間は新型コロナウイルスの影響で大会が中止されましたが、今年は高校生たちも表彰式に参加し、自らの制作したトロフィーを手にする機会が訪れます。

未来への期待



広島市立基町高等学校には、1999年に設立された普通科創造表現コースがあり、ここでは生徒たちが表現活動を通じて個性を磨いています。彼らの作品は、芸術的な側面を持ちながらも、何よりも平和の重要性を伝える存在となっています。生徒たちは、このトロフィーを通じて自らの考えを表現し、次世代に平和のメッセージを伝えることができると信じています。

この平和への願いを込めたトロフィーを手にした選手たちが、未来へ羽ばたく機会となりますように。


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