村高梅で梅酒を楽しむ
2025-08-04 11:59:34

京都の一流レストランで南高梅を使用した梅酒が楽しめる新たな挑戦

京都の一流レストランで南高梅を使用した梅酒が楽しめる新たな挑戦



京都の高級レストラン「ろくそう」で、南高梅を使った「みなべクラフト梅酒」が展開を開始しました。株式会社CU9が手掛けるこの梅酒は、和歌山県みなべ町で自家栽培された南高梅を使用し、品質の高さが特徴です。

最近、国内外で和酒の人気が高まる中、梅酒への関心も急増していますが、飲食店側からの具体的なフィードバックを得る機会は少なく、課題が多く存在していました。そこで、株式会社Taste Linkが提供する「Chef Insight」というプラットフォームが今回の導入に踏み切った要因です。

このプラットフォームは、高級飲食店のシェフやバーテンダーに実際のニーズに基づいたフィードバックを提供させることで、より良い商品展開を実現します。これにより、シェフたちは梅酒の活用法やペアリング提案を受けることができ、飲食店での注文率向上を狙うことができます。

実際にミシュラン星付きのシェフなど、10名のプロに「みなべクラフト梅酒」3種類を試飲してもらい、その評価を収集しました。その結果、特に高評価を得たのが「Fuu」でした。「デザートにかけるだけで完成される味」や「酸味と旨味のバランスが秀逸」との声が寄せられました。これにより、甘すぎず自然な香りと後味がプロから称賛の的となったのです。

シェフたちからのフィードバックを受けて、現在食中酒としての梅酒の開発プロジェクトも進行中です。これは「料理に合う梅酒が世の中にあまり存在しないので、ぜひとも使いたい」という声がきっかけとなったもので、今後の展開が楽しみです。

株式会社CU9の代表取締役、高田遼氏は「これまでの営業活動では無駄なサンプル提供が多く、効率的なアプローチが難しかった。しかしTaste Linkの導入後、興味関心を把握できるようになり、効率的な営業が可能になった」と、営業の変革について語っています。

「Chef Insight」は、シェフの興味やニーズを可視化し、ターゲットを絞ったサンプル提供を実現するデジタルプラットフォームです。このシステム導入により、従来の営業手法を見直すことができ、購入意欲が高いシェフをできるだけ特定でき、成約率の向上にもつながっています。

今後、CU9は、このプラットフォームを活用して全国の高級飲食店への進出を進め、梅酒の魅力を広げていく方針です。国内市場だけでなく、インバウンド観光客向け施策も強化し、訪日外国人にも日本の梅酒文化を知ってもらうため、さらなるプロモーションを計画しています。

また、温めたシェフからのフィードバックを元に新商品の開発にも積極的に取り組み、市場のニーズに即した商品を展開していくことを目指しています。

この新たな取り組みは、梅酒のプレミアム市場で多くのインパクトを与えることが期待されており、CU9はリーディングカンパニーとしての地位を確立していくでしょう。

「みなべクラフト梅酒」は、和歌山県みなべ町の南高梅を使用した、地元の小規模農家との協力によって生まれた梅酒プロジェクトです。ECサイトでの販売はもちろん、蔦屋書店やGINZA SIXなどのポップアップイベントでも見ることができます。高品質で安心感のあるこのクラフト梅酒をぜひ、一度味わってみてください。


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