京都市が認定するこれからの1000年を紡ぐ企業とは
京都市は新たな認定制度として「これからの1000年を紡ぐ企業」を設立し、社会的課題の解決に取り組む企業を応援しています。この制度の第8回認定において、プロフェッショナル・エージェンシー事業を展開する株式会社クリーク・アンド・リバー社の子会社、きづきアーキテクト株式会社が選ばれました。これにより、彼らの理念や取り組みが評価された形となります。
「これからの1000年を紡ぐ企業認定」とは
この認定制度は、持続可能な社会の実現を目指す京都市の新たな試みであり、社会的課題をビジネスで解決する企業や、これによって新しい商品やサービスを生み出す企業が対象です。今年度はその認定を受けた企業が28社に上ります。設立にあたっては、地域社会との連携や協力を重視し、企業が持つ知恵や技術を生かして、地域の成長に寄与することが求められています。
きづきアーキテクト株式会社の取り組み
きづきアーキテクト社は「みんなの気付きを築く会社」を理念に掲げています。具体的には、日本の伝統文化や美意識に基づいた賑わいづくり、新規事業の創出を目指しています。多様な専門家とのコラボレーションを通じて、異なる業種や分野の知識や技術を掛け合わせ、新しい価値を生み出すことに挑んでいます。代表取締役の福冨崇氏は「これまでの取り組みが認められたことに感謝し、地域に根ざした企業としての責任を果たしていく」とのコメントを発表しました。
認定式典と交流会について
この認定制度の認定式典は、2025年1月15日(水)にヒューリックホール京都で開催されます。式典では、京都市の松井孝治市長や市会の議長、その他の来賓が出席予定です。式典の後には、認定企業同士の交流会も行われ、さらなる連携が深まることが期待されます。
開催概要
- - 日時: 2025年1月15日(水)14:30~15:00 (交流会は15:30~16:40)
- - 場所: ヒューリックホール京都
- - 住所: 京都市中京区蛸薬師通河原町東入備前島町310-2
きづきアーキテクトとC&R社について
きづきアーキテクトは2020年に設立された比較的新しい企業ですが、すでに地域に根差した活動を展開しています。また、母体であるクリーク・アンド・リバー社は、映像やゲーム、広告、医療など多岐にわたる専門分野でプロフェッショナルに特化したエージェンシーとして、国内外で高く評価されています。これらの企業が統合することで、多様なニーズに応えることが可能になっています。
まとめ
「これからの1000年を紡ぐ企業認定」は、京都市が社会的課題を解決する企業を支援するための新たな試みです。きづきアーキテクトの認定は、地域の伝統と未来をつなぐ重要なステップとして期待され、今後の活動に注目が集まります。持続可能な社会の実現へ向けた新たな挑戦は、多くの人にとっても関心を呼ぶものであり、地域の発展に寄与することが期待されます。