表美展「温故創新」
2025-09-10 19:15:13

京の美を未来へつなぐ第70回記念表美展「温故創新」を紹介

第70回記念表美展「温故創新」開催のお知らせ



京都表具協同組合が主催する「第70回記念表美展」が、令和7年10月18日(土)と19日(日)の二日間、京都市の勧業館みやこめっせで開催されます。この記念すべき展覧会のテーマは「温故創新 – Innovation from the past」。

京表具の魅力とは



620年以上の長い歴史を持つ「京表具」は、京都の美術作品を引き立てる重要な存在です。古来から絵師や書家たちが自身の作品を名高い表具師に依頼し、その表装が作品の価値を左右してきました。技術の高い京の表具師たちは、絶えず技術を磨き、美術と文化の都である京都において、京表具の地位を確立してきたのです。

特別展示「黄金の茶室」



今回は、過去の表美展で多くの称賛を受けた「黄金の茶室」が復活します。この茶室での体験は、数量限定で販売されるお茶席券を利用して行うことができ、日本の伝統美を直接体感できる貴重な機会も用意されています。普段はあまり味わえない貴重な時を過ごせること請け合いです。

アートパネルの拡充



昨年の開催時にも好評だった「アートパネル」展示はさらに進化し、フリーサイズと規格サイズの二つのブースから選べます。京表具の職人たちによる伝統的な技術が現代アートと融合した新たな表現を楽しむことができ、一般の来場者による投票も行われる予定です。自分のお気に入りを見つけ、応援する作品に投票してみてはいかがでしょうか。

双方向性を重視した取り組み



今回の展覧会では、複数の相談窓口も設けられ、訪れた皆様が直面する問題や疑問に対しても専門家からアドバイスを受けられます。遠方からの方もメールで相談可能で、京表具の技術や文化に関して気軽に問い合わせができるよう配慮されています。

デジタル技術の導入



「京表具」の新たな試みとして、デジタル技術との融合も進められています。自宅でオリジナルの掛け軸をデザインできるサービスや、公式ウェブサイトではVRツアーも体験可能。会場に行けない方でも、リアルな雰囲気を楽しむことができます。

まとめ



この「第70回記念表美展」は、伝統を重んじながらも新しい可能性を模索する場です。京都で培われた美意識と最先端のデジタル技術が共演し、訪れる方々に新たな発見と感動を提供します。ぜひ、10月18日と19日の二日間、勧業館みやこめっせに足を運び、多彩な表現を目にしてみてください。皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。


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