神秘の手ぬぐい『手・ヌル・GUI』登場
400年以上の伝統を誇る京都の綿布商、永楽屋が、メディアアーティストの落合陽一氏とタッグを組み、新たな手ぬぐい「手・ヌル・GUI」を発表しました。この特別な手ぬぐいは、2024年12月27日より限定200枚の数量で販売されます。
限定商品の詳細
販売価格は33,000円(税込)で、サイズは約91×36cm。手ぬぐい「手・ヌル・GUI」は、落合陽一氏の特別展「落合陽一手・ヌル・GUI展」で展示された作品を基に作られています。この作品は、江戸時代の人々が使っていた手ぬぐいのデザインに、現代のスマートフォンが融合したという斬新なもので、アートと伝統工芸を見事に組み合わせています。
技術と伝統の融合
この手ぬぐいは、京都の型友禅技術を駆使して染め上げられ、滑らかで高品質な仕上がりを実現する「コーマ糸」が使用されています。これにより、細部まで精緻なデザインや美しいグラデーションが表現され、落合氏の独特な芸術観が忠実に反映されています。
さらに、この特別な手ぬぐいには、落合陽一氏が一枚ずつ直筆でサインを入れ、永楽屋の文字刺繍が施されています。これは、伝統と革新が融合した唯一無二のアイテムであり、200枚全てにシリアルナンバーが付与されます。
落合陽一氏のコメント
落合氏はこの作品について「割れた液晶のモチーフはその後計算機自然の反実仮想の世界観で重要な役割を担っています。ご縁に感謝。」と述べています。このように、彼自身の世界観が色濃く表れた手ぬぐいとなっていることを知ることができます。
永楽屋の歩み
江戸初期の1615年に創業した永楽屋は、織田信長公ご用商人という華々しいスタートを切りました。以来、京都で400年以上、手ぬぐいや染織商品を製造・販売し続け、2022年4月には江戸時代から令和の時代に至るまでの手ぬぐいをコレクションする美術館もオープンしました。代表を務めるのは、十四世・細辻伊兵衛氏です。
どこで購入できるのか
『手・ヌル・GUI』は永楽屋細辻伊兵衛商店各店、細辻伊兵衛美術館ミュージアムショップ、そして永楽屋のオンラインショップにて購入が可能です。この特別な手ぬぐいは、時代を超えたアートと伝統を感じる貴重なアイテムとなることでしょう。
ぜひ、手に取ってみてはいかがでしょうか。