株式会社Helpfeel(以下、Helpfeel)は、最近行った資金調達を通じて、さらなるグローバル展開を加速する方針を示しています。今回のシリーズEラウンドでは、グロービス・キャピタル・パートナーズから29億円を調達し、これにより累計調達額は62億円に達しました。Helpfeelは、米国を中心にAIナレッジデータプラットフォームを展開する意欲的な姿勢を見せています。
資金調達の意義
AI技術の普及が進んでいる現代において、企業が抱える最も重要な課題の一つは「正確な情報の整備」です。AIが正確な判断を下すためには、質の高いナレッジデータが欠かせません。Helpfeelは、この市場のニーズに応えるべく、国内エンタープライズを中心にFAQやVoC活用のソリューションを提供してきました。今回の資金を用いて、米国市場での営業体制を強化することで、顧客のニーズに直接応える体制を整えます。
海外展開の実績と強み
Helpfeelは、過去20年にわたり培った海外市場の経験を基にした知見があります。特に、世界中で2,300万人が利用するビジュアル共有ツール「Gyazo」の運営から得たユーザー体験は、海外展開における大きなアセットです。加えて、国内800以上の導入実績により、特に金融やインフラ業界においては、正確かつ信頼性の高い情報提供の基盤として高評価を得ています。
米国市場での活動
米国市場への本格展開にあたり、Helpfeelでは専任の担当者を現地に配置し、営業網の強化を図っていきます。代表取締役CEOの洛西氏自身が現地での営業活動を主導し、パートナーと直接の対話を行い、その価値を実感してもらう方針です。
「情報整備の重要性は日本も米国も共通している」と洛西氏は語ります。この課題解決のためのソリューションを提供することで、Helpfeelはグローバル市場においても独自の地位を築くことを目指しています。
企業の成長と投資家の期待
グロービス・キャピタル・パートナーズの今野氏は、Helpfeelが市場拡大だけでなく、提供する価値の向上に注力していることに期待を寄せています。これまでの成長が、期待以上の成果を生んでいますので、今後も企業の成長をサポートするための追加投資が続いていくでしょう。
AIの未来への挑戦
企業が抱える課題は、AIの活用が進む中でますます複雑化しています。Helpfeelは、ナレッジデータプラットフォームを通じて、業務の効率化や付加価値の創造を推進し続ける計画です。AIが正しく機能するためには、参照するデータの質が重要であるため、企業が持つ知識をしっかりと構造化することが求められます。
Helpfeelは、今後もナレッジデータの創造、蓄積、活用を支援し、企業活動における情報インフラとしての役割を果たすことに注力します。