120周年を迎える冬の名菓「福ハ内」
日本の伝統的な和菓子のひとつ、鶴屋吉信の「福ハ内」が2024年に誕生から120周年を迎えました。この節目の年に、従来の木箱入りから1個ずつの「個包装」バージョンが新たに登場します。
新たに加わる個包装の魅力
「福ハ内」は、冬季限定の焼菓子。卵を使用したしっとりとした桃山生地に白あんが包まれ、ふっくら焼き上げられたこのお菓子は、贈り物やティータイムのお供に最適です。新しい個包装は、持ち運びやすく、少人数の家庭でも気軽に楽しむことができます。
福ハ内の歴史と魅力
初めて世に出たのは明治37年、節分の豆まきをモチーフにして生まれました。四代目店主の稲田儀三郎が、豆まきをする商家の娘の姿を見て、その晴れやかな情景をお菓子で表現したのが始まりです。
当初は節分のお菓子だったものの、その縁起の良さと味わいで多くのお客様の支持を集め、販売期間は大幅に拡大されました。今では12月初頭から全国で購入できるようになっています。
特に、木箱に入ったデザインの魅力もあり、その掛紙には絵師・山元春挙氏の描くお多福豆があしらわれており、伝統を感じさせます。パッケージには贈り物としてのメッセージも詰まっています。
個包装バージョンの詳細
新たに登場した個包装は、1個から購入可能なため、必要な分だけを気軽に持ち歩けます。また、他のお菓子との詰合せにも使えるなど、贈り物シーンでも重宝されるでしょう。
個包装は、紅白の華やかなデザインで年末年始のギフトシーズンにもぴったりです。さらに、パッケージの中には公式特集ページにアクセスできる二次元コードが印刷されており、より詳しい商品情報が手に入る工夫がされています。
販売詳細
「福ハ内」の個包装は2024年12月1日から2025年2月2日までの期間で販売されます。オンラインショップでの購入も可能で、価格は1個270円からと手に入りやすい設定です。この機会に、ぜひ日常のスイーツとしてお楽しみください。
鶴屋吉信の伝統
1803年創業の鶴屋吉信は、京都・西陣を拠点に伝統的な和菓子を作り続けている名店です。「ヨキモノを創る」をモットーにしながら新しい和菓子への挑戦も続けており、和菓子の新たな魅力を発信しています。
今回は120周年を迎えた「福ハ内」を通じて、京都の甘味文化を再確認し、ぜひ多くの方に味わっていただきたいと思います。
まとめ
この冬、あたたかいお茶と一緒に楽しむ「福ハ内」の新しい個包装は、手土産やご自宅用の和菓子として最適です。手軽に楽しめる個包装を贈り物やお茶うけとしてぜひご利用ください。今まで以上に便利に、また昔ながらの味わいを新たな形で楽しめる「福ハ内」。これからのシーズンに、ぜひお試しください。