新たな和菓子登場
2025-01-09 12:51:29

嵯峨野高等学校と鶴屋吉信がコラボ!新たな和菓子が登場

京都府立嵯峨野高等学校と鶴屋吉信の和菓子コラボ



京都の伝統ある和菓子文化の発展を目指して、京都府立嵯峨野高等学校と和菓子店「鶴屋吉信」が手を組み、新しい和菓子の開発に成功しました。今回は、源氏物語と枕草子という古典文学からインスパイアを受けた二品の和菓子、「紫の想ひ」と「春はあけぼの」が登場します。これらの美しい作品は、2025年1月14日から鶴屋吉信の公式オンラインショップで、また2月1日から本店にて数量限定で販売されます。

産学連携での新しい挑戦



このプロジェクトは、嵯峨野高等学校の研究活動「アカデミックラボ」の一環として高校生たちが主体的に取り組んできました。彼らは自身の興味や関心を基に、和菓子のデザインや味の提案を行い、鶴屋吉信の職人と連携しながら作品を創り上げました。この活動は、学生たちにとって貴重な経験となるだけでなく、和菓子文化の継承に寄与するものとなっています。

和菓子の背景と商品のコンセプト



「紫の想ひ」は、源氏物語の情景を表現した作品です。紫色の美しい藤の花をモチーフに、抹茶羊羹と琥珀羹の二層から構成されており、登場人物の切ない想いを象徴しています。商品パッケージには「源氏物語恋みくじ」が同封されており、平安時代の恋物語に思いを馳せながら楽しむことができます。

一方、「春はあけぼの」は、枕草子の一節からインスパイアを受けた和菓子で、朝焼けの美しさを表現しています。上品な甘さのこしあん羊羹と紅色の羊羹が重なり、美しい朝日の情景が描かれています。こちらのパッケージデザインも高校生たちによって考案されたもので、作品に対する思いが込められています。

限定メニューを楽しむ機会



さらに、これらの和菓子を使用した期間限定メニューが、京都市の旧三井家下鴨別邸の茶寮で提供される予定です。2025年2月からの提供が開始されるこのメニューは、和の心を感じながら学院生たちが作った和菓子を体験できる貴重な機会となることでしょう。

伝統と革新が生み出す美しさ



このコラボレーションは、京都の食文化を守りつつ新しい価値を生み出す挑戦の一環です。鶴屋吉信は、長い歴史を持つ和菓子の伝統技術を基に、現代の感覚を取り入れた和菓子の展開を進めています。また、嵯峨野高等学校の生徒による斬新なアイデアが加わることで、新たな視点から和菓子文化の魅力を発信しています。

このように、若い世代と熟練の職人が協力して生み出された和菓子に、ぜひご期待ください。また、公式オンラインショップでの購入やこの特別な和菓子を楽しむ機会をお見逃しなく。


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