あまやどりの宿 雨情草庵が新生オープン
2025年7月17日、京都府京丹後市の夕日ヶ浦温泉に位置する「あまやどりの宿雨情草庵」がリニューアルオープンします。この宿は、丹後の自然と文化を感じながら静かなひとときを過ごせる特異な場所として知られていました。今回は、再登場する雨情草庵の新しい魅力をお伝えします。
雨の美しさと地域の恵み
京都府京丹後市は「海の京都」と称される美しい地域。ここ夕日ヶ浦温泉は「弁当忘れても傘忘れるな」という言葉に象徴されるように、豊かな雨に恵まれています。この雨が、丹後の山々や海に潤いをもたらし、旬の食材を育む重要な要素となっています。2007年に開業した雨情草庵は、雨の中での静かな時間を楽しむための宿として、多くの方々に愛されてきました。
新しい風情:特別棟「瑞雨」
リニューアル後の目玉は、特別棟「瑞雨」です。この名は、恵みの雨が木の芽や穀物の成長を助けることに由来しています。この空間では、宿泊者の皆様が心身ともに潤いを得ることができるような配慮が施されています。
特別棟は広々とした約108㎡の設計で、キッチンカウンターやワインセラーも完備。長期滞在を希望される方にもぴったりの設備です。また、探索の楽しみや冬の寒さを考慮した暖炉も設置されています。
独立した2つのベッドルームには、京都IWATA製のオーダーメイドマットレス「ラークオール(R)」が用意されており、快適な眠りを約束します。全室には温泉露天風呂も完備しており、リラックスできる贅沢な空間です。
個室食事処「天津水」の再構築
雨情草庵の魅力は、宿泊だけではありません。リニューアルされた個室食事処「天津水」は、ひとりひとりの時間を大切にしたプライベートな設計です。静謐な環境の中で、季節ごとの丹後・但馬の恵みを活かした料理が楽しめます。特に冬には、間人蟹や松葉蟹の料理が登場し、地元の食材をふんだんに使った美食が楽しめます。
また、地元の酒蔵から選りすぐりの日本酒も多数取り揃えており、お料理とのペアリングが楽しめます。食事はまるで生け花のように美しく盛り付けられ、色彩豊かな皿は見ているだけで楽しくなります。
公式サイトでの宿泊プラン
雨情草庵では、リニューアルオープンを記念した宿泊プランを公式サイトで公開しています。この特別プランは7月・8月の宿泊者を対象としており、早めの予約が推奨されています。また、長い間支持してくださったお客様のためのサブスクリプションプランも計画しています。
四季が刻々と移り変わる丹後の大地で、大切な人との素晴らしいひとときをお楽しみください。新たに生まれ変わった「あまやどりの宿雨情草庵」を、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。