京都駅ビルが生まれ変わる!「庭プロジェクト」
京都駅ビル東広場が、株式会社ネイキッドによって新たに生まれ変わります。その名も「庭プロジェクト」。2025年3月10日から、光の茶室「貴和」を取り入れた飲食店「NIWA」がオープンし、京都の魅力を感じられる新スポットが登場します。
京都の新たな「庭」、人々が集う場所に
このプロジェクトによって、京都駅ビル東広場はただの通過点から、人々が集まり、交流する「庭」としての役割を持つことになります。ここでは、京都の伝統、食、アートを体験できる新しい空間が提供されます。「NIWA」では、光の茶室「貴和」やパブリックアートが設置され、訪れる人々に京都の文化を体感する機会を提供します。
京都市への寄付を通じて公益財団法人KAWAJIRI FOUNDATIONの川尻征司氏から寄贈される光の茶室「貴和」と、ネイキッドによるパブリックアートは、このプロジェクトの象徴的な存在として位置づけられます。パブリックアートは2025年3月より着工し、2026年3月に完成を予定しています。
「貴和」:光で表現された茶室の美
店内の光の茶室「貴和」は、茶道裏千家の家元からのお軸を基にした特別な空間です。「貴和」では、京都の四神相応をテーマにした竹のアートや、伝統的な庭園技術が融合し、まるで自然の中にいるかのような心地良さを提供します。この茶室は、一定の条件を満たした利用者が、抹茶などを楽しむことができる特別な場所となります。詳しい利用方法に関しては、公式サイトでの発表が楽しみです。
飲食店「NIWA」:京都の食材を存分に楽しむ
「NIWA」では、厳選された京都産の食材を使った多彩なメニューを用意しています。抹茶や日本酒、クラフトビールなど地元の飲み物がラインナップされ、季節に応じた新しい京都の魅力を発見できます。特に注目したいのは、ドリンクに合わせたおつまみセット。ビールには「金」、日本酒には「銀」、ヴィーガン向けには「禅」と、多様な味覚から楽しめるおつまみが揃っています。営業時間は11時から23時までで、遅くまで営業しているのも魅力です。
まとめ
「庭プロジェクト」は、地元住民から観光客まで幅広く楽しめる、京都の新たな文化発信拠点として期待されています。伝統と現代アートが融合したこの空間は、訪れるすべての人々に新しい体験を提供し、京都のさらなる魅力を引き出すことでしょう。
詳細な開業情報や最新情報は「NIWA」の公式Instagramや公式サイトで逐次発表される予定です。京都の新しい名所として、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。