株式会社Keigan、国産ロボット開発コンペティションに挑む
京都府相楽郡精華町を拠点とする株式会社Keiganが、一般社団法人AIロボット協会(AIRoA)が主催する「国産汎用ロボット開発コンペティション」に選ばれたことを発表しました。本コンペティションは、日本のロボット産業の競争力を向上させることを目的に実施されています。Keiganは、2026年3月から双腕モバイルマニピュレーターの試作機の開発に着手します。
Keiganのこれまでの実績
Keiganは、長年にわたり自社で開発したサーボモーター「KeiganMotor」と、自律移動ロボット「KeiganALI」の製造・販売を行ってきました。これまでの経験を通じて、ロボットとモーションの領域で確かな技術力を蓄積しています。今回のコンペティションでは、これらの技術を駆使し、アクチュエータから制御ソフトウェアまで自社で一貫して内製する強みを活かし、国産汎用ロボットの開発に挑んでいきます。
開発予定のロボット
開発されるロボットは、双腕モバイルマニピュレーターと呼ばれるもので、以下の特長があります。
- - 軽量設計
- - 高いバックドライバビリティ
- - 遠隔操作対応
このロボットは、家庭や小売店、製造業、物流の現場におけるデータ収集用に設計されています。開発期間は2026年3月から約6ヶ月で、9月には試作機を完成させる予定です。
技術的アドバイザーとしての協力
今回のプロジェクトでは、立命館大学理工学部ロボティクス学科の加古川篤准教授が技術アドバイザーとして参加し、アクチュエータ設計やロボット設計の制御技術の高度化を進めていきます。加古川准教授とは以前から共同研究を行い、ロボットアームの試作や研究開発を行ってきた実績があります。この新たな挑戦は、その研究成果を社会に実装することを目指すものです。
プロジェクトのスケジュール
プロジェクトは以下のようなスケジュールで進行する予定です。
- - 2026年3月: コンペティション開始、試作機の開発に着手
- - 2026年9月: 試作機の納入と実演イベントの実施
- - 2027年3月: 改良機の納入(予定)
- - 2027年7月以降: 量産型機の納入とデータ収集用ロボットの活用開始(予定)
評価内容によってはスケジュールが変更される場合もありますが、順調に進める予定です。
代表取締役のコメント
Keiganの代表取締役である徳田貴司氏は、今回のコンペティションに選ばれたことに対し、次のようにコメントしています。「創業以来、モーターモジュールの内製から自律移動ロボットの量産・導入まで幅広く手がけてきました。今回、技術の集大成として双腕モバイルマニピュレーターの開発に取り組むことができ、大変光栄に思っています。国産技術で汎用ロボットの実用化に貢献できるよう、チーム一丸となって取り組んでいきます。」
会社概要
Keiganは2016年に設立された京都のロボット企業で、「Quick and Easy Robot for Everyone」という理念のもと、誰でも簡単に利用できるロボット技術の開発に努めています。その成果として、モーターモジュール®KeiganMotorは自動車工場をはじめ、さまざまな分野で利用されています。また、KeiganALIは工場や物流現場、さらには飲食業界でも活用されています。
株式会社Keigan
Keiganは今後も、ロボット産業の発展に寄与し、新たな価値を創出していくことを目指して挑戦を続けていきます。