女性起業家の挑戦を支える「第14回京都女性起業家賞」
京都府が主催する「第14回京都女性起業家賞(アントレプレナー賞)」の募集が、令和7年6月1日(日)から始まります。この賞は、新たなビジネスに挑戦する女性起業家を顕彰し、彼女たちの取り組みを全国に発信することを目的としています。特に、地域社会や経済の活性化に貢献するビジネスモデルを評価します。
募集概要
募集期間
令和7年6月1日(日)から令和7年7月31日(木)までの期間。エントリーは必着です。
対象者
参加資格は以下の条件を満たす必要があります:
- - 個人事業主や中小企業者で、創業後5年が経過していない方。
- - 第二創業(業態転換や新規事業進出)を行った企業で、新規事業開始後5年が経過していない方。
- - NPO法人や一般社団法人、農業生産法人で、事業開始後5年が経過していない方。
また、応募モデルについては、令和7年4月1日までに決算期末を迎えているか、最低6ヶ月以上の売上計上が必要です。
応募資格
- - 現住所や国籍に制限はありません。
- - 代表者が女性で、京都府内で既に事業を営んでいるか、今後1~2年で事業展開を計画している方が対象です。
応募方法
応募するには、ビジネスモデルに応じた応募申込書を記入し、メールまたは郵送で送付する必要があります。申込書は京都府の公式ウェブサイトからダウンロード可能です。
京都女性起業家賞(アントレプレナー賞)
受賞の魅力
受賞者には、以下のような賞が与えられます。
- - 京都府知事賞(最優秀賞)1件:助成金30万円
- - 優秀賞1件:助成金10万円
- - 子育て関連事業賞1件:助成金10万円
- - 近畿経済産業局長賞及び特別賞が予定されています。
また、エントリー者には、書類作成サポートのセミナーや相談会が無料で提供され、審査を通過した場合にはプレゼンテーションの指導も受けられます。
昨年の実績
昨年は、34件の応募があり、その中から9名が受賞しました。最優秀賞には「株式会社抹茶ツーリズム」の新条正恵さんのビジネスモデルが選ばれ、宇治茶の歴史を次世代へと継承する取り組みが高く評価されました。また、優秀賞には五條メディカル株式会社の原田杏子さんが、「低温物流が築く生きる未来への希望」を掲げて入賞しました。子育て関連事業賞は合同会社わたげの宮田奈々さんによる「大人も子どもも笑顔の新しい日常をはぐくむ」が受賞しました。
この賞は、女性たちが自身のアイデアを形にし、地域を活性化する大きなチャンスです。応募を検討する方には、自分のビジネスモデルについてじっくりと考えていただきたいと思います。京都から全国へと広がる女性起業家の新たな潮流にぜひ参加してみてはいかがでしょうか。