匠弘堂、伊勢崎で受賞
2026-02-19 14:19:26

京都の匠弘堂が伊勢崎市景観賞を受賞した善應寺の新山門

京都の匠弘堂が手掛けた善應寺の山門



京都市左京区に本社を置く有限会社匠弘堂が、群馬県伊勢崎市に位置する善應寺の新山門および木塀の設計施工を行い、「令和7年度 伊勢崎市景観まちづくり賞」の土木構造物部門で表彰を受けました。これは地域の景観形成に大きく貢献した作品と認められた結果です。

善應寺と新山門の背景


善應寺はJR伊勢崎駅近くにあり、最近の再開発により新しい道路に接道する立地条件となりました。そこで、住職の小川晃龍様からの「新しい山門を作りたい」という依頼を受け、匠弘堂が一貫して設計から施工まで担当しました。

新たな山門は、平唐門という形式が採用され、屋根の両側面には優美な曲線を持つ唐破風が特徴的です。匠弘堂の代表、横川総一郎がすべてのデザインを手がけ、一切の妥協をせず仕上げています。

賞の意義と評価


伊勢崎市景観まちづくり賞は、市民や事業者の関心を高め、魅力ある景観形成を進める目的で設立されました。この賞を受賞した善應寺の山門は、地域に文学的・歴史的価値を与え、未来の観光資源となることが期待されています。

景観審議会からは、「伝統的な建築様式を採用し、寺院の個性を引き出しつつ地域の歴史性も大切にしている」と高い評価が寄せられました。これにより、善應寺の新山門は伊勢崎の象徴的景観として長く親しまれることでしょう。

建設の工程


1. 設計・提案


匠弘堂の設計段階では、新しい道路に接道することを考慮し、平唐門を提案。この形式は、力強さと優美さを兼ね備えた門を実現するためのスタートポイントでした。デザインはスケッチから始まり、詳細な設計図を作成しました。

2. 材料選定


善應寺の山門には、奈良県産の吉野桧が選ばれ、2023年に加工が始まりました。この木材は優れた耐久性を誇り、寺院建築には最適な材料として知られています。

3. 加工と彫刻


納材された木材は、鋸や鑿(のみ)などを駆使して曲線を削り出します。また、彫刻作業では、宮大工と彫刻師がチームを組んで、精密な装飾が施されました。

4. 仮組と現地建て方


仮組作業を通して、部材の精密な取り合いを確認することで、完成度を高めました。その後、実際に伊勢崎に搬送し、現地での建て方が行われました。

5. 完成


無事に3年を経て、完成した善應寺の山門。この門は、見る人に感動を与え、地域の文化資産として大切にされることを目指しています。

受賞に寄せて


代表の横川は、「全員の技術力を結集して目指した山門が評価されたことは大変光栄です。善應寺を支えて下さった多くの方々に感謝申し上げます」とのコメントを寄せています。

今後、善應寺の山門は夜間のライトアップも行われ、訪れる人々に新たな魅力を提供することでしょう。群馬県を訪れた際にはぜひ、善應寺の新しい山門を訪れてみてください。


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