ECOALFが新宿高島屋と提携、サステナブルTシャツ第2弾が発売へ

ECOALFが新宿高島屋と提携、UT JAPAN Tシャツ第2弾を発表

環境に配慮したファッションブランド「ECOALF」が、サステナブルな取り組みの一環として「UTO JAPAN Tシャツ第2弾」を6月5日（木）に発売します。この新商品は、6月8日の「WORLD OCEANS DAY」に合わせてリリースされ、サステナブルファッションの推進を目的にしています。

環境問題を意識したプロジェクトへの取り組み

ECOALFは、海洋ゴミの回収とリサイクルを促進する「UPCYCLING THE OCEANS JAPAN」プロジェクトを通じて、回収されたペットボトルを利用しています。このプロジェクトは、このたび新宿高島屋とのコラボレーションを通じ、実施されたクリーンアップ活動で集めたペットボトルや、全国の廃棄ペットボトルを再利用し、サステナブルなファッションを提案します。

販売場所の新宿高島屋では、POP UP STOREが6月5日から10日までの間設けられ、直接このTシャツを手に取る機会が設けられます。この取り組みは、新宿高島屋の環境問題への意識を高める活動の一環でもあります。

リサイクルから製品へ

この「UTO JAPAN Tシャツ」は、従来のバージン原料に代わり、リサイクルポリエステルを使用することで石油資源の消費を抑え、工場でのCO2排出も削減しています。具体的な工程は以下の通りです：
1. 収集・分別：お客様や店舗回収ボックスからペットボトルを集め、圧縮・選別します。
2. 粉砕：不純物を取り除いたペットボトルは粉砕されてペレット状になります。
3. 紡糸・加工：ペレットは溶融され、糸に加工されます。
4. 生地への加工：ニット工場で編み、生地が染色され、最終的に製品化されます。

この一連の流れにより、廃棄物が新たな製品に生まれ変わるのです。

ブランドの魅力

ECOALFは、「地球環境を守るために服をつくる」という理念のもと、持続可能なファッションを提案しています。2009年にスペインで設立されたECOALFは、特に「海の豊かさを守ろう」というSDGsの目標に重きを置き、地球に優しい生産方法を追求しています。

2024年には新宿高島屋の社員との協力で5回のクリーンアップイベントが予定されており、より多くの人々に環境意識を広めることでしょう。