「GYMHOP」が全国展開
2025-06-05 12:09:27

訪日外国人旅行者向けフィットネス利用サービス「GYMHOP」が全国展開を開始!

日本の旅行に新たなフィットネスの選択肢、GYMHOPとは



訪日外国人のために、フィットネスジムを利用する機会を提供する新サービス「GYMHOP」が、株式会社HOPPERSによって全国で本格的に運用を開始しました。このサービスは、2024年4月からテスト運用を行っていたもので、すでに多くの利用者を集めています。

GYMHOPの登場背景


日本を訪れる外国人の数は、コロナ禍以前の水準を超え、過去最高を記録しています。特に北米、ヨーロッパ、オーストラリアなどでは、約20%の人々が日常的にフィットネスを取り入れています。しかし、日本国内の宿泊施設の95%以上にはフィットネスジムが設置されておらず、従来のジムは会員登録が必要で月額制が主流です。このため、短期滞在の旅行者が運動を楽しむ機会は非常に限られていました。

このような状況を打破するために「GYMHOP」が登場しました。会員登録は不要で、個別にチケットを購入し、街中のジムを自由に利用できるシステムです。この新しいフィットネス文化は、外国人旅行者のニーズに応えるものとして注目されています。

GYMHOPの特徴


「GYMHOP」では以下のような特長があります:
1. 手続きの簡便さ:月額会員制ではなく、1回ごとの利用が可能で、利用したい時に気軽に利用できる。
2. 多言語サポート:主に英語を中心に、多言語に対応したサービス提供を行い、外国人旅行者にとって使いやすい。
3. ジムの検索が容易:移動先で簡単にフィットネス施設を探しやすくなっています。
4. 簡単な決済システム:スマートフォンを使ってチケットの購入と決済が一度に完結します。
5. 多様な施設の選択肢:一般的なジムに加えて、ヨガスタジオや武道、格闘技ジムなどが参加しており、選択肢が豊富です。

参加施設のメリット


「GYMHOP」に参加するフィットネス施設には、次のようなメリットがあります:
  • - 新たな収益源の確保:通常の会員収入に加え、空き時間を利用した追加収益が期待できる。
  • - 稼働率の向上:オフピーク時の利用促進により、施設の稼働率を最適化できる。
  • - インバウンド市場へのアプローチ:外国人旅行者を顧客として迎えるチャンスを広げられる。
  • - 国際的な認知度の向上:SNSを通じて、施設が海外で認知される機会が増えます。

今後の展望


「GYMHOP」は、現在の掲載施設数が50を超えたことを契機に、2026年3月末までに全国100施設、さらに2027年3月末までには500施設以上へ拡大していく計画です。また、フィットネス設備のない宿泊施設との連携も進め、ホテルのフロントでのサービス案内を計画中です。「世界中の旅行者に、日本滞在中も健康的なライフスタイルをサポートする環境を提供したい」と代表の芳賀氏は語っています。

株式会社HOPPERSのmission


株式会社HOPPERSは、「観光資源が少ない地方都市に世界の旅行者を誘致し、経済的な活力を与え、地方創生に貢献する」という使命を持っています。今後は、日本全国の食や自然、温泉などとフィットネスを組み合わせたウェルネスプログラムの拡充を図り、「健康や回復」を目指す新たな旅行スタイルを提供することを目指しています。

詳細は、GYMHOPの公式サイトでご確認ください。


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