梅小路ポテル京都、持続可能な未来を切り開く
令和7年度、Umekoji Potel KYOTO(梅小路ポテル京都)が京都市より名誉ある「2R及び分別・リサイクル活動優良賞」を受賞しました。この受賞は、ホテルとして目指す持続可能な社会への貢献と、地域との深い絆を象徴しています。
取り組みの背景
コロナ禍以降、ポテルでは「本当に必要なサービスやモノ」を見直し、特に廃棄食品や使い捨てプラスチックの問題に取り組んできました。フードロスの削減やアメニティの見直しなど、細かな改善を進めてきました。さらに、京都SDGsパートナーとして地域の皆さんとの連携を大切にし、小さな行動が大きな成果につながるよう努めています。
食べ残しゼロを目指す取り組み
梅小路ポテルでは、ブッフェ形式の朝食・昼食における食べ残しの廃棄を削減するため、3つの革新的な取り組みを実施しています。
1. フードレスキュー販売の導入
朝食と昼食のブッフェ終了後、通常なら廃棄される料理を、従業員に特別価格で提供する制度を開始しました。これにより、食材の再利用が促され、従業員の福利厚生も向上。提供時間も短縮し、衛生管理を徹底しています。
2. カフェでの社内割引販売
カフェでの廃棄対象メニューも、従業員向けに特別価格で販売することにより、食材の有効活用を進めています。これにより、より多くの食品資源が無駄にされることなく、スタッフにも喜ばれています。
3. 食べきりへの誘導POP設置
ポテルのオリジナルキャラクター「ぽ鶴」が描かれた卓上POPを設置し、ゲストに対して食べきりを促しています。親しみやすいメッセージで、食べ残しを減らす意識を高めています。
取り組みの成果
これらの取り組みにより、2025年の初めから約405kgの食材廃棄が削減され、環境負荷の軽減と経済的効果を両立させています。また、従業員同士の交流も促進されるなど、職場環境の向上にも寄与しています。
コーヒー残渣の再利用
さらに、ポテルではコーヒーの抽出後に残った残渣を利用し、ヒラタケを栽培するプロジェクト「キノコ革命」に取り組んでいます。これにより、持続可能な食材利用が実現され、施設内のレストランでも特別メニューが提供されています。
ヒラタケご飯の味わい
「キノコ革命さんのヒラタケご飯黒豚胡麻和えのぶぶ漬け」として提供される料理は、その風味や味の濃さから高く評価されています。
その他の環境配慮への取組み
また梅小路ポテルでは、ペットボトル水の廃止とともに、無料のウォーターサーバーを館内に導入し、再利用を促進しています。この取り組みは年間79,742本のペットボトルを削減し、CO2排出量も大幅に削減しています。
おわりに
梅小路ポテル京都は、「ポート」と「ホテル」を組み合わせた意味を持つ生活空間を提供し、地域に根ざした活動を営業の中心に据えています。今回の受賞は、これらの持続可能な取り組みの一環として、地域と共存しながら未来を見据えた進化を続ける姿勢の表れです。皆さんも、現地を訪れてその取り組みを体感してみてください。観光やビジネスで訪れる際、環境への配慮を意識した宿泊体験を楽しむことができることでしょう。