京阪沿線を舞台にした体験型小説プロジェクトが始動
京阪沿線を舞台とする新しい体験型小説プロジェクト『ただいま、けいはん』が、12月16日より無料配布を開始します。このプロジェクトは、大阪を拠点とする株式会社MEETSHOPが、京阪電気鉄道株式会社や著名な作家・岩井圭也氏、脳科学者・片岡洋祐氏と協力して進めているもので、日常的な街歩きと文学を融合させた新たな試みです。
プロジェクトの概要
本プロジェクトの特徴は、単なる小説を読むという行為を再定義し、ヘルスケアの側面を持たせることです。読者は本作を通じて、街を歩くことで気持ちが変化する様子を体感することができます。ドーパミンやセロトニンの指標を測定する感情計測アプリ「KOKOROスケール」を用いることで、参加者の心の動きを数値化します。これにより、物語の追体験をしながら自分の感情も可視化できるという、他にはない読書体験が提供されます。
無料配布の詳細
配布開始日
2025年12月16日(火)
配布形態
A6サイズの冊子形式で、完全無料で配布されます。
配布場所
- - 京阪電車の各駅(淀屋橋、京橋、枚方市、樟葉、三条、出町柳)
- - コクミンドラッグの指定店舗(計10店舗)
- - TSUTAYA BOOKSTOREの各店(梅田、京都、枚方、武雄市)
各店舗での無料配布はお一人様1冊限りとなっており、なくなり次第終了するため、気になる方はお早めに足を運ぶことをおすすめします。
物語の特徴
今回配布される第1話『ただいま、けいはん朔太郎編』は、直木賞候補の作家・岩井圭也氏による完全書き下ろしです。作中では、京阪沿線の実在する風景やスポットが登場し、物語を読み進めながらその場所を実際に訪れてみたくなるような構成がなされています。特に、地元出身の岩井氏ならではの視点で描かれる京阪沿線の魅力が光ります。
参加型イベントの開催
このプロジェクトには、小説に関連した計測イベントも用意されています。参加者は主人公が歩いたルートを辿りながら、自らの感情を脳科学的に測定する体験ができます。今後開催が予定されている計測イベントは次の通りです。
【第4回】感情測定イベント
- - 日付:2026年1月17日(土) 13:00〜15:00
- - 場所:高島屋京都店1階
- - ルート:蔦屋書店京都店→京阪「出町柳駅」周辺
- - 料金:無料
【第5回】感情測定イベント
- - 日付:2026年1月18日(日) 13:00〜15:00
- - 場所:TSUTAYA BOOKSTORE 梅田MeRISE
- - 料金:無料
申し込みはプロジェクトの公式ウェブサイトから可能です。
プロジェクトを支える専門家たちのコメント
このプロジェクトには小説家や脳科学者が参加しており、それぞれの視点からの期待や意気込みが語られています。岩井圭也氏は、「京阪沿線の魅力を多くの方に楽しんでもらえる作品だと思います」とコメント。また、脳科学者の片岡洋祐氏は、「小説×ヘルスケアという新たな挑戦にワクワクしています」と語り、プロジェクトの可能性に賛同しています。これからの展開に注目が集まります。
公式サイトの情報
プロジェクトの最新情報や配布場所、イベントの詳細は、
こちらの公式サイトからご確認ください。読書を楽しむだけでなく、街を巡って新たな体験を手に入れましょう。さあ、京阪沿線の世界へ足を踏み入れてみませんか?