京都の長楽館で特別展「迎賓録」を開催！文化財の魅力を探る

2025年2月22日（土）より、長楽館（旧村井家別邸）で特別展「長楽館115年の迎賓録－たばこ王が築いた社交の舞台－」が開催されます。この特別展は、長楽館が国の重要文化財に指定されたことを記念したもので、長楽館が長年にわたり迎客の場としてどのような役割を果たしてきたのかに焦点を当てます。

迎賓の歴史に迫る

特別展では、長楽館の歴史を物語る貴重な資料や写真が展示され、多くの国内外の要人を迎えたその歴史的背景を垣間見ることができます。2階の接遇の間やバルコニーで、館の芳名録に名を刻んだ伊藤博文や井上馨、渋沢栄一、大倉喜八郎などの著名人たちが実際にこの場を訪れた記録を感じることができるでしょう。

村井吉兵衛のもてなしに対するお礼状や、歴史的なカトラリーも展示され、さらにフェアバンクス氏をはじめとする海外の要人をもてなしたときの貴重な写真も公開されます。また、村井兄弟商会の人気商品「HERO」のパッケージや、明治時代の社交文化を示す資料もご用意され、訪れる人々は長楽館の迎賓館としての役割を深く理解できるようになっています。

多彩な特別企画

イベント期間中は、特別展以外にもさまざまな企画が用意されています。長楽館の創業者、村井吉兵衛にちなんだ記念スイーツの提供が行われ、その中でも特に注目は「三種のミルフォイユ」。このスイーツは、村井家の家紋にインスパイアされたデザインで、3種類の異なる味が絶妙に組み合わさった一品です。提供期間は2025年2月22日から4月20日まで。

また、村井吉兵衛のたばこ「HERO」に関連した和菓子も販売され、抹茶の味わいに懐かしさを感じさせるユニークな体験が楽しめます。

静けさの中での探訪

特別宿泊プランとして、長楽館の歴史や文化を深く知るためのガイド付きツアーもあります。京都市の文化財保護課職員による特別な説明を受けながら館内を見学できる機会です。プランは2025年4月26日、5月11日、5月24日の3日間のみの提供です。

これに加え、館内ガイドツアーが行われ、普段非公開の部屋も見学できる体験もご用意されています。こちらのツアーは毎週火曜日に行われ、洋館の一室でカフェタイムも楽しめる特別な内容となっています。

ノベルティと感謝の気持ち

また、特別展開催期間中、特定の条件を満たした来館者へのノベルティも提供されます。村井吉兵衛のたばこ「HERO」パッケージのオリジナルブレンドティーが数量限定でプレゼントされる機会は、訪れる方にとって嬉しいサプライズです。

長楽館は、歴史や文化に触れつつ、味覚や視覚も楽しむことができる特別な場所です。ぜひこの機会を逃さず、長楽館の魅力を実感してみてはいかがでしょうか？

概要

- 特別展名: 長楽館115年の迎賓録
- 開催期間: 2025年2月22日～3月20日
- 入場: 無料（長楽館利用者のみ）

長楽館は、京都の魅力を体験できる貴重な場所。その歴史に触れるこの特別展は、歴史ファンはもちろん、どなたでも楽しめる内容ばかりです。