福知山市のシティプロモーション「福知山の変」が入選
2025年の全国広報コンクールで、京都府福知山市のシティプロモーション企画「福知山の変」が誇らしくも入選を果たしました。この入選は、福知山市が開催するシティプロモーションにおける継続した努力の賜物であり、これで6年連続の受賞となります。更に、広報企画部門においては5年連続の入賞も達成しました。
過去と未来をつなぐ「福知山の変」
このシティプロモーション企画は、明智光秀を主人公とした大河ドラマが放送された後、福知山市が力を入れて進めているものです。歴史あるこの町の大名である明智光秀の精神を受け継いで、市民の挑戦心を「光秀マインド」と名付け、独自の発展を目指しています。新しい企画「福知山の変」では、挑戦する市民を「変化人(へんかびと)」として位置づけ、市民やクリエイター、市職員の協力をもとに、その活動を広く見える化する取り組みが進められています。これにより、人々の共鳴を呼び起こし、誇り高いシビックプライドや広がる挑戦の輪が形成されています。
「福知山の変」の内容
「福知山の変」は、地域の人々が新しい挑戦をし、共に支え合うコミュニティの姿を描いたプロジェクトです。市民たちが自らを「変化人」として積極的に位置づけ、市役所やクリエイターと協力しながら、その成果をポスターや広告、イベントなどを通じて形にしています。このような形で市民らの活動がメディア化されることは、地域の問題意識や目標を周知する上で重要な役割を果たしています。
講評と市のコメント
審査を行った日本広報協会からは「福知山の変」がこれまでのプロジェクトの集大成であるとして高く評価されています。特に、地域の課題を捉えた視点や「変化」に対する視線が興味深いとのことです。また、挑戦する市民が「変化人」として位置づけられ、その活動が地域のブランドとシビックプライドの醸成に繋がっている点が評価されています。
福知山市の担当者も、昨今の大河ドラマをきっかけに人々が注目しているこの街の背後には、現在を生きる市民の挑戦があるとして、プロジェクトの意義を強調しています。「福知山の変」は歴史を受け継ぎながらも、未来へ向けて進む人々の思いを形にする試みです。
これからの展開
「福知山の変」は次回の「その十」において大きな節目を迎える予定で、5月中旬にはその発表が行われます。今後も「変化人」の活動は更に広がり、多くの市民が自らの挑戦を応援し合うことで新たな共創が生まれることでしょう。市民参加型のこのプロジェクトは、地域の活性化やシビックプライドの向上に寄与する重要な柱となっています。次回の発表がとても楽しみですね。
福知山市は、これからも新たな挑戦を続け、市民の力を結集させて地域社会を活性化する努力を続けていきます。私たちもこのエネルギーに期待し、福知山からの新たなニュースを楽しみにしましょう。