オムロン、8年連続でDJSI Worldに選出
オムロン株式会社(本社:京都市下京区)は、世界的に認知されたESG指数「ダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・ワールド・インデックス」(DJSI World)の構成銘柄に、8年連続で選ばれたと発表しました。これは、企業の持続可能性を評価する指標として、重要な意味を持ちます。
DJSI Worldとは?
DJSIは、米国のS&Pダウ・ジョーンズ・インデックス社が指導する、環境(Environment)、社会(Social)、ガバナンス(Governance)の3つの要素を基に企業を評価する株価指数です。2024年には、全世界の主要企業約3,500社の中から321社が選定されており、そのうち日本企業は37社が名を連ねています。
オムロンの選定は、特にその「Shaping the Future 2030」(SF2030)という長期ビジョンに基づいた取り組みが評価された結果です。SF2030では、社会価値と経済価値の両方を創出し、持続可能な成長を目指しています。
地域に根ざした活動
オムロンは1933年に設立されて以来、持続可能な社会の実現を目指してさまざまな事業を展開しています。制御機器からヘルスケア、データソリューションまで、多岐にわたる事業を通じて世界中で約28,000人の社員がより良い社会を目指して活動しています。
特に注目されるのが、アジア太平洋地域のDJSIにも15年連続で選出されている点です。これは、地域社会に対するコミットメントや、各回の取り組みが広く評価されていることを意味します。
持続可能性への具体的な取り組み
オムロンは、持続可能性に関する重要課題を特定することで、事業運営との統合を進めています。具体的には、オムロンのリーダーシップの下、さまざまなステークホルダーとのエンゲージメントを強化し、社会的課題の解決と企業価値の最大化を図っています。これにより、持続可能なビジネスの確立を目指しています。
また、オムロンは定期的に統合レポートを発行し、その中で企業の社会的責任や持続可能性への取り組みについて詳細に報告しています。これにより、透明性を持ちつつ、企業の成長と社会貢献を両立させる努力を続けているのです。
未来への展望
今後もオムロンは、これまでの実績を礎にしながら、持続可能な社会の実現に向けた新たな挑戦を続けていくでしょう。企業としての成長だけでなく、地域社会や環境にも配慮したビジネスモデルの確立が期待されます。オムロンの取り組みは、今後も多くの人々に影響を与え、持続可能な未来を築く力となることでしょう。
詳細については、オムロンの
公式サイトをご覧ください。