京都下鴨のバイカルが贈る夏限定アナナスパウンドケーキ

京都・下鴨にある洋菓子店【バイカル】では、2025年7月1日から京丹後の名品「舞輪源フレッシュクラフトジン」を贅沢に使った、「アナナスパウンド」が販売されます。これは、夏にぴったりのフランス菓子として、パイナップルとクラフトジンが融合した新しい味わいのパウンドケーキです。

新たなフランス菓子への挑戦

バイカル下鴨本店は1955年に創業し、750年の歴史を誇る店舗です。今夏、地元の魅力あふれる素材を使用した新たなフランス菓子を開発することを決意。その結果、京丹後の舞輪源蒸留所が手がけるクラフトジンと出会い、試作に取り組みました。

このジンは、丹後天橋立国定公園の豊かな自然の中で丁寧に作られています。300種類以上の植物の香りを閉じ込めたその独特なフレーバーは、パイナップルの甘さと見事に調和し、爽やかで清涼感あふれる仕上がりに。これにより、夏の暑さを乗り越えるための大人のためのスイーツが誕生しました。

アナナスパウンドの魅力

アナナスパウンドの特徴は、まずその見た目。約7cm×17cm、高さ6cmの端正な形に焼き上げられたパウンドケーキは、シロップ漬けされたパイナップルをふんだんに使用し、パン生地には舞輪源ジンのシロップが染み込んでいます。このジンの芳香と、ジューシーなパイナップルの甘みが合わさり、口に入れると広がる豊かなハーモニーが楽しめます。

この商品は、2025年の夏限定として販売される予定で、価格は税込み3,240円。日持ちは約2週間と、普段の贈り物やおうちでの贅沢なお茶の時間にぴったりです。また、お酒を使用しているため、未成年者や妊娠・授乳中の方はご注意ください。

店舗の魅力と新たな挑戦

下鴨本店は、2024年11月にリニューアルオープンを予定しており、看板商品であるアップルパイを作る工房が併設される予定です。店内は明るく開放的なデザインで、地域に密着しながら多くのお客様を迎えることができます。バリアフリーのスペースも用意され、全ての方に快適にご利用いただけるよう配慮されています。

下鴨本店では、アナナスパウンド以外にも通年商品として「紅玉りんごのブランデーケーキ」が販売されており、こちらも地元の素材を使用した逸品です。青森県産の紅玉りんごを使用し、フランス・ノルマンディー地方のブランデー「カルバドス」との組み合わせが特徴。これにより、バイカルは地域の味覚を大切にしながら、新しいスイーツを次々と展開しています。