JETRO主催のメディア限定イベントで日本スタートアップの現状を発信

2025年1月29日、東京・渋谷にて、JETROの主導により、日本のスタートアップシーンに関するメディア限定イベントが開催される。このイベントは、グローバルな視点から日本のスタートアップの取り組みや支援策を発信し、海外の起業家や投資家に対し、魅力あるエコシステムを伝えることを目的としている。

日本のスタートアップシーンの課題

日本のスタートアップは、世界の舞台ではまだ認知度が高くないという現状がある。そのため、オープンかつフェアな形で情報を発信することが、今後の発展には不可欠だ。Blackboxは、この問題意識からスタートし、日本が起業の場としていかに魅力的であるかを広めるために様々な取り組みを展開している。イベントを通じて、多様な地域のスタートアップ状況や支援策を発信し、認知度向上を図る。

イベント概要

日時・場所・参加費

このイベントは、渋谷区の「SOIL Shibuya Open Innovation Lab」で行われ、参加は無料であらゆるメディア関係者を対象としている。日時は2025年1月29日（水）14:00〜16:00で、日本語のセッションが中心だが、英語同時通訳も用意されている。

主要コンテンツ

イベントでは、Blackboxの取り組みを紹介するセッションや、内閣府の宇田川企画官によるピッチトークが予定されている。ここでは、日本のスタートアップ支援施策や現状を詳しく知ることができ、今後の展望についての情報も得られる。

さらに、渋谷区、京都府、札幌市、神戸市、名古屋市などの地域代表者によるトークセッションも行われ、各地域の特色を活かした支援施策や最近の取り組みを共有する。これにより、日本全体としてのスタートアップエコシステムの強みと課題について、意見交換が行われる予定だ。

ネットワーキング

参加者同士のネットワーキングも行われ、この機会に自治体の担当者と直接つながるチャンスが提供される。これにより、情報発信や取材活動のハブとなり、今後の関係構築に役立つ。

Blackboxについて

Blackboxは、2022年12月にスタートしたグローバル向けスタートアップメディアで、日本のスタートアップシーンを積極的に発信している。これまでに全国の15を超える自治体から協賛を受け、各地域の取り組みを紹介するプラットフォームとして機能している。特に、内閣府やJETROと連携し、信頼性ある情報提供に努めている。

このイベントは、単なる情報交換の場にとどまらず、日本のスタートアップシーンにおける新たなビジネスコミュニティの土台を作る機会となるはずだ。海外からの注目を集めるためにも、一人でも多くのメディア関係者の参加が期待される。興味がある方は、事前申し込みが必要なので、ぜひお早めにチェックしてみてほしい。