環境技術セミナー
2025-05-15 10:45:24

持続可能な未来を見据えた環境技術セミナーが京都で開催

京都リサーチパークと京都工芸繊維大学による環境技術セミナー



持続可能な社会の実現に向けた重要な取り組みが、京都で始まります。2025年度、京都リサーチパーク(KRP)と京都工芸繊維大学は、全3回にわたる「環境技術セミナー」を6月から12月にかけて開催します。このセミナーでは、最先端の研究や技術開発を扱い、参加者が直接研究者と対話できる機会が提供されます。

環境課題の解決に向けた最前線



現在、気候変動や生物多様性の減少といった環境課題が深刻化しており、各国では法制度の整備や国際的枠組みを通じた対応が求められています。例えば、環境への配慮は製造業だけでなく、サービス業やスタートアップなどあらゆる企業活動において重要視されています。これに応じ、KRPと京都工芸繊維大学は、技術革新や研究を通じて持続可能な経済社会の実現に寄与していくことを目指します。

このセミナーの第1回は、2025年6月4日に「電気化学で切り拓く環境計測の未来—省エネ・脱炭素社会に貢献するセンシング技術の可能性—」をテーマに開催されます。講演後には名刺交換会も予定されており、参加者同士の意見交換が期待されます。

セミナーの内容



  • - セミナー日時と場所
開催日:2025年6月4日(水)
時間:16時00分~17時40分
会場:京都リサーチパーク東地区1号館2階サイエンスセンタークラブ

  • - お申込み
こちらから申し込みが可能です。

  • - 発表者プロフィール
### 西田 耕介 准教授
京都工芸繊維大学 機械工学系
大阪大学で博士号を取得後、東京工業大学にて固体高分子形燃料電池の可視化に関する研究を行いました。様々な技術開発に携わり、蓄積した知見を生かして環境計測の未来を切り拓きます。

### 吉田 裕美 教授
京都工芸繊維大学 分子化学系
京都大学で理学博士号を取得し、様々な分析化学技術の開発を手掛けています。特にディスポザブル電気化学センサーの臨床応用に向けた研究が注目されています。

  • - セミナーの意義
本シリーズでは技術紹介に止まらず、参加者同士の活発な議論を通じて新たな産学連携の可能性を広げていくことにも重きを置いています。昨年度のセミナーでは、活発なディスカッションが展開され、参加者同士のネットワーキングの場としても有意義な交流が行われました。

環境技術の未来



今後の社会にとって環境技術が果たす役割はますます重要になってきます。KRPと京都工芸繊維大学は、地域や企業とのコラボレーションを進め、持続可能な価値創造に向けて共に歩んでいくことでしょう。第1回セミナーを皮切りに、8月には半導体に関するセミナー、12月には高分子材料に関するテーマが予定されています。

持続可能な未来に向けての一歩を踏み出すこの機会に、多くの方の参加をお待ちしています。


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