能登復興支援 ― 輪島塗と西陣織が魅せる美の融合

能登復興支援企画『不屈の輪島キリモト × 西陣織岡文織物』展

2025年2月10日（月）から2月11日（火・祝）にかけて、京都市上京区の榎邸ギャラリーで特別展が開催されます。タイトルは『不屈の輪島キリモト × 西陣織岡文織物』。これは、2024年に能登で発生した地震や豪雨によって深刻な被害を受けた輪島塗の職人たちへの支援を目的としたイベントです。

この展示会では、輪島塗を手掛ける「輪島キリモト」と、西陣織の「岡文織物」がコラボレーションし、美の融合を見せてくれます。特に「輪島キリモト」は代表の桐本泰一さんが心血を注ぐ工房であり、震災の影響で自宅や工房が失われたにもかかわらず、伝統を守るために立ち上がり活動を再開しました。

輪島塗も西陣織も、日本に誇る伝統工芸であり、それぞれの地域で育まれた職人の手による作品には、歴史が詰まっています。展示会では、様々な困難に立ち向かいながらも、未来に向けて新たな一歩を踏み出す職人たちの熱い想いを感じられることでしょう。

イベント詳細情報

- 日時: 2025年2月10日（月）〜2月11日（火・祝）
- 開場時間: 11時〜17時
- 会場: 榎邸ギャラリー（岡文織物榎邸内）
- 住所: 京都市上京区姥ケ榎木町843
- 料金: 入場無料（作品の中には非売品もあり）
- 公式URL: 六文字屋公式サイト

特別トークショー

また、2月11日（火・祝）には、特別トークショー『蘇生する輪島塗・輪島キリモト』が取り行われます。登壇者には桐本泰一さんや岡文織物の代表が迎えられ、彼らの貴重な経験や思いについてお話しします。

輪島キリモトと輪島塗について

輪島キリモトは、石川県輪島市で200年以上の歴史を持つ輪島塗の名門で、7代目の桐本泰一さんが伝統を継承しながら新たな挑戦を行っています。輪島塗の魅力はその堅牢さと美しさ。職人たちの腕によって、一つひとつ手作業で作られるため、同じものは二つとありません。

西陣織の魅力

西陣織は、京都の技術が生み出した高級織物です。先染めの糸を使った複雑な模様は、職人の手により丹念に編み上げられます。600年以上も続く伝統が息づく西陣織もまた、展示会に展示されることによって、新たに出会うことができます。

この特別な展示会を通じて、輪島塗と西陣織のコラボレーションに触れ、職人たちの想いを感じてみてください。皆様のご来場を心よりお待ちしております。