障害者のアートを応援!「Tシャツフェア」が京都で開催
京都市中京区に本社を持つ株式会社ヒューマンフォーラムは、アパレルブランド「mumokuteki」と共に、障害者就労支援の一環として「Tシャツフェア」を企画しました。この魅力的なイベントでは、障害のある方々が創作したアート作品を用いたオリジナルTシャツが紹介され、販売されます。この取り組みは、アート作品の持つ力を引き出し、障害者支援と社会的なつながりの促進を目指しています。
背景と意義
「はあと・フレンズ・プロジェクト推進事業」は、京都市が障害のある方々の作品を広く社会に発信し、就労の機会を増やすための取り組みです。ヒューマンフォーラムとmumokutekiがこのプロジェクトを受託し、障害者のアートを商品化することで、工賃向上や社会とのつながりを強化することを目指しています。
今年で4年目を迎えるTシャツフェアでは、参加の希望があった京都市内の登録事業所から集まったアート作品を基に、特製のTシャツが製作されます。このフェアの収益の一部は、アート作品を提供した事業所にロイヤリティとして支払われるため、持続可能な支援活動の一環となっています。
商品ラインナップ
今回のフェアでは、多様なアイテムが登場します。
価格:
4,950円(税込): 一部デザイン
5,940円(税込): その他のデザイン
サイズ:M、L
それに加え、京都の農業に取り組む「三休」では、無農薬で育てられたハーブティーを販売しています。これにより、参加者はTシャツだけでなく、安らぎをもたらす飲み物も楽しむことができます。
価格:990円(税込)(4袋入り)
フレーバー:ホーリーバジル/カモミール
さらに、アート作品の原画をポストカード形式で販売することで、アートの魅力を手に取る体験も提供します。
価格:198円(税込)
開催情報
Tシャツフェアは、令和7年6月9日からスタートします。販売と共に、6月9日から28日まで原画展が「はあと・フレンズ・ストア」の2階ギャラリーで開催され、Tシャツに使用された作品の原画が展示される予定です。ギャラリーに訪れることで、アートへの理解を深め、作品制作の背景にも触れることができる貴重な機会となります。
取扱店舗
京都店 / イオンレイクタウン店 / 福岡PARCO店 / 湘南T-SITE店
公式ホームページ:
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オンラインストア:
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参加事業所の紹介
このプロジェクトに参加する事業所では、それぞれが障害のある方々に対して独自の支援活動を行っています。たとえば、京都市ふしみ学園の「アトリエやっほぅ!!」は、多様な創作活動を支援しており、国内外の展覧会にも出品しています。
他にも、就労継続支援を行う「アトリエとも」や「工房リーフ」などが参加し、彼らの活動とアートを通じて障害者への理解を深める場としての役割も果たしています。
終わりに
この「Tシャツフェア」は、ただのファッションアイテムの販売にとどまりません。障害のある方々の才能を広く知ってもらい、社会的なつながりを築く重要な機会です。京都の地域から、より良い社会づくりを目指していくこの試みへの参加を、ぜひ考えてみてはいかがでしょうか。