日立社会情報サービスとtalikiが新たなワーキンググループを設立
2024年から始まる社会課題解決型の新規事業共創を目的に、株式会社日立社会情報サービス(以下、日立)と株式会社taliki(以下、taliki)は、京都で新たなワーキンググループを立ち上げることを発表しました。この取り組みは、地域企業のウェルビーイング向上を志向し、社会が直面している課題に対する新たなソリューションを生み出すことを目指しています。
地域企業のサステナビリティを追求
新設されるワーキンググループでは、日立の公共、金融、産業分野におけるITソリューションのノウハウと、talikiが培ってきた地域中核企業との関係性や事業開発の経験を活かします。この二つの企業のシナジーを活かし、地域企業が持続可能な事業活動を展開し、人材を定着させるためのビジネスモデルを共に考案していきます。
具体的には、「地域企業のウェルビーイング向上」をテーマとし、地域の環境に即したビジネスを模索します。日立のIT技術を駆使した新たなサービスを地域企業と共に開発し、地域住民の生活をより豊かにするための基盤をつくることを目指しています。
社会の変化に対応した地域企業の役割
私たちの社会は、変化する環境や多様なニーズに直面しています。それに対処するため、地域企業は今まで以上に重要な役割を果たす必要があります。安心して働ける環境の提供は、企業のウェルビーイングを向上させるのみならず、地域全体の活性化にも繋がります。たとえば、企業年金制度などの福利厚生を充実させることは、従業員の心身の健康を増進し、自らのキャリア構築への意欲を高めます。
このように、地域企業の成長を支援し、結果として地域全体の幸福度を向上させることが持続可能な社会の実現へ寄与するのです。特に今回活動を行う京都は、「千年の都」として知られ、持続可能性に関する知恵や仕組みが根付いている地域です。その特性を最大限に活かし、新しい価値の創造に挑む意義はとても大きいと言えるでしょう。
今後の展望と期待
日立とtalikiは、このワーキンググループを新規事業共創の第一歩として位置づけ、今後も両社の連携を強化していく考えです。新たな取り組みによる地域企業のウェルビーイング向上に向けた具体的な施策が展開されることが期待されます。
そして、今回のワーキンググループが成功を収めることにより、地域社会全体がより良い方向へ進展することを目指します。地域の豊かさを支えるための新たな挑戦に、ぜひご期待ください。
お問い合わせ
今回の取り組みに関する詳細は、株式会社日立社会情報サービスの公式ウェブサイトやtalikiの公式サイトをご覧ください。両社は、地域の課題解決に向けた新たな挑戦を続けていきます。