春の訪れとともにSDGsを実践！都市養蜂見学ツアー開催

京都の地に新たな風を吹き込む「都市養蜂プロジェクト」が、ザ・サウザンド京都の屋上で体験できます。

このプロジェクトは、都市の中でミツバチを育てることで、生物多様性の保全やSDGs（持続可能な開発目標）の概念を広めることを目的としています。2021年5月に始まり、ミツバチの巣箱を設置して以来、ホテルスタッフが定期的にお世話をし、収穫したはちみつはレストランのメニューにも登場しています。

今年の春、4月1日からは「都市養蜂見学ツアー」がスタートします。このツアーは、毎週火曜日に行われ、ミツバチの興味深い生態を学びながら、実際の養蜂場を見学することができます。

見学にはホテルスタッフがコンダクターとして付き添い、最初に座学で基本的な知識を学んだ後、貸出の防護服を着て屋上に出ます。ここでは、実際に巣箱を観察しながらミツバチの働きを間近で見ることができる貴重な体験です。特に春はミツバチの活動が盛んで、観察には最適の季節です。

参加者一人ひとりに配られる事前学習ノートでは、都市養蜂の重要性やミツバチの生態について詳しく説明されており、ツアー後も復習ができます。このような事前知識を持って参加することで、見学がより深い理解につながるでしょう。

さらに、参加者には限定の「THOUSAND HONEY」の35g小瓶が土産としてプレゼントされるため、参加後に自宅でもミツバチの恵みを楽しむことができます。

このプロジェクトは、単にミツバチを育てることに止まらず、地域の環境に貢献し、循環型社会を実現するための一環でもあります。京阪グループが提唱する「BIOSTYLE PROJECT」との連携により、生活の中にSDGsを楽しく、無理なく取り入れていくことを目指しています。

ミツバチは、私たちの食卓を豊かにするだけでなく、地球環境にも大きな影響を与えている存在です。彼らが受粉を行うことで、植物は繁栄し、私たちの生活を支えてくれます。そのため、このプロジェクトは持続可能な未来を考える上でも重要な意味を持っています。

参加申し込みは公式ウェブサイトから簡単に行え、ツアーは定員が限られているため、早めの予約をお勧めします。また、安全管理の観点から、参加者は13歳以上が条件となるため、家族での参加は子どもたちがそれを満たせる場合に限ります。

自然との共生を学び、心に栄養を与えてくれるこの貴重な体験を通じて、SDGsの実現に向けた意識を深めてみてはいかがでしょうか。アースデイや環境月間に合わせて、ぜひこの機会に参加してみてください。メンバー一同、皆様のご参加を心よりお待ちしております。