京セラと再エネ供給
2025-05-29 14:31:21

京セラの再エネ供給がTOPPANグループにスタート、持続可能な未来へ向けた一歩

京セラとTOPPANが実現する再エネ供給



京セラ株式会社(社長:谷本秀夫)は、再生可能エネルギー(再エネ)の供給において、TOPPANホールディングス株式会社との基本合意書を締結しました。この合意により、京セラは2025年6月1日よりTOPPANグループ向けに非FIT太陽光発電システムから得た電力を供給します。

この供給スキームは、京セラが開発してきた再エネ電力供給ビジネスの一環としてTOPPANホールディングスに活用されるものです。具体的には、京セラが調達した環境価値の高い再エネをTOPPANの小売電気機能を通じて、グループの拠点に供給する仕組みです。

京セラはすでに本社ビルを含む国内7拠点において、再生可能エネルギー100%の供給を開始しており、一般の大規模需要家としてTOPPANへの再エネ電力供給に踏み切るのは初めての試みです。この新たな取り組みは、再エネ電力供給ビジネスのさらなる成長を目指す京セラにとって重要なステップとなります。

再エネ技術への尽力



京セラの再エネへの取り組みは、高い技術力を背景にしています。長年にわたり蓄積された太陽光発電システムの開発・製造・販売の経験を活かし、2023年10月からは、各種供給元から集約した再エネ電力を自社工場に供給したり、他の企業へ販売したりする事業を開始しました。

特に注目されるのは、京セラ製の太陽光発電システムが導入されている大東建託のZEH賃貸集合住宅からの電力調達です。このように具体的な取り組みを通じて、京セラは産業向けのPower Purchase Agreement(PPA)や住宅向け固定料金サービスを展開し、さらなる再エネの拡大を図っています。

未来に向けたビジョン



京セラは、今後も蓄電池や軽量太陽光パネルなどの新技術開発にも力を入れ、より効率的に再エネを導入することを目指します。特に、再生可能エネルギーがますます重要視される現代において、持続可能なエネルギー供給の拡充は社会全体の課題でもあります。

京セラとTOPPANという2つの大企業が協力し合うことで、持続可能な未来に向けた一歩を切り拓きます。今後のこの取り組みの進展から目が離せません。エネルギー供給における革新が、新たな価値を生み出し、地域社会にも貢献できることを期待したいと思います。


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