叡山電車100周年事業に京都芸術大学が挑む!地域活性化の新たな展開
叡山電鉄が2025年に迎える開業100周年を記念し、京都芸術大学と京都精華大学が共同で新たなプロジェクトを立ち上げました。このプロジェクトは、叡山電鉄株式会社との連携を深め、地域に根ざしたアートやデザインを通じて、地域の魅力を再発見しようとするものです。
プロジェクトの目的と概要
この連携プロジェクトの目的は、叡電沿線が有する教育エリアの認知度を高めつつ、地域住民との交流を図ることです。また、学生たちが地域の課題をアートやデザインの力で解決することを目指し、実践的な学びの場を提供します。
実施期間は2025年4月1日から2026年3月31日までとなっており、各テーマの具体的な日程については今後発表される予定です。
取り組みテーマ
1. 鞍馬地区の活性化
「鞍馬地区の活性化」というテーマでは、両大学が連携して授業を開講し、地域の代表者へのインタビューを通じて鞍馬のニーズを掘り下げます。学生たちは、地域の方々と共に地域活性化の施策を考え、実際に提案や実践を行います。これにより、地域をより深く理解し、共創によるストーリーを生み出します。
2. 未来のえいでん
「未来のえいでん」というもう一つのテーマでは、学生たちが叡山電鉄とその周辺地域に新たな視点を持ち込むことを目的とした作品を制作します。駅や車両での作品展示を通じて、地域住民や訪問者に今後も使いたくなる魅力的な叡電沿線を提案するとともに、生活に根付いた鉄道の重要性を改めて確認します。
第一弾「叡山電車100周年事業」の概要
「叡山電車100周年事業」の第一弾として、さまざまな取り組みが発表されています。
- - カウントダウンモニター:出町柳駅に設置(9月27日まで)
- - フォトコンテスト:「叡山電車100周年フォトコンテスト」実施(3月31日まで)
- - ロゴ・キャッチコピーの制定
- - 新たなイベント:「はなももかいどう」の誕生
- - 運転体験会:開催(4月4日、5日)
- - エキタグスタンプラリー:実施(3月20日から)
- - リアル謎解き:「えいでんなぞめぐり電車旅」実施(3月20日から)
- - スマホゲーム:「えいでんde出発進行!」リリース(4月1日から)
京都芸術大学の役割
京都芸術大学は芸術系の教育を通じて社会に貢献することを掲げ、アートやデザインを用いて地域に貢献することに情熱を注いでいます。10学科24コースを有する国内最大規模の総合芸術大学として、幅広い分野で学生たちが社会的な変革を促せるような教育を実施しています。
卒業生たちは地域や業界での課題解決に積極的に関わり、多彩な表現者として社会に羽ばたいています。
叡山電車と芸術大学が連携するこの新たなプロジェクトは、まさに地域と学校が一体となって未来を描く明るいビジョンへの第一歩です。その成果を通じて、多くの人々が地域や叡山電鉄を再発見する機会が生まれることを期待しています。
詳細情報は、
叡山電鉄公式ウェブサイトをご覧ください。