新国産建材の魅力
2026-02-26 11:37:21

地域資源を活かした新しい国産建材「DACストランドボード」の誕生

地域資源を活用した新しい国産建材「DACストランドボード」の誕生



滋賀県草津市に本社を置く株式会社ベホマルは、地方の間伐材をもとにした新しい木質建材「DACストランドボード」を発表しました。この商品は、エスウッド(岐阜県)、桑原組(滋賀県)、そして内藤建築事務所(京都府)と共同で開発され、CO₂を吸収し続ける独自の機能を備えています。これはただの建材ではなく、未来の建築様式として注目されるべきものです。

DACストランドボードの特長


DACストランドボードは、地域の間伐材を基盤にした環境配慮型の木質建材であり、植物由来の接着剤と共に当社が開発したCO₂吸収素材「美環®」を使用しています。このボードは、従来の建材と同等の強度・加工性を有しつつ、建築後も空気中のCO₂を吸収し、固定する機能を持っています。

例えば、標準的なボード1枚のサイズは1800mm x 900mm x 12mmで、約16kgのCO₂を固定する能力があります。このボードを約30㎡の会議室に全面施工すると、約320kgのCO₂が内部に固定され、これは成長中のスギ20本が1年間に吸収する量に相当します。

環境への貢献と持続可能性


DACストランドボードは、「伐って終わり」ではなく、「建ててからが始まり」という新しい考え方をもたらします。木材自体が持つ炭素を長期間にわたって固定し、加えて建物がある限りCO₂を吸収し続けることができるのです。これにより、持続可能な建築を目指す地域社会に対する貢献が期待されます。

製造と地域連携の取り組み


このプロジェクトは、地域企業との協力によって成り立っています。検討されているのは、国内の多様な間伐材を利用し、それぞれの地域の特性を活かした「ご当地建材」の展開です。地域ごとに異なる木材の特性を活用することで、山と街をつなぎ、包括的な循環の構築を目指しています。これにより、地域の林業の振興にもつながります。

DACストランドボードの利用シーン


DACストランドボードは、公共施設や民間施設、さらにはオフィスや商業空間の施工に幅広く応用できます。特に脱炭素化を意識する自治体や企業にとって、大いに注目される素材となるでしょう。既に福井市や岐阜市では使用事例があり、直接的な環境貢献が現実のものとなっています。

今後の展望


今後、DACストランドボードを活用した施工・展示の実証フィールドを募集し、地域の木材と環境技術を結びつける新たなモデルの実現を目指しています。これにより、社会全体が「CO₂を留める場」として進化し、持続可能な未来を形成していくでしょう。

継続的な開発を進め、次世代の建材としてさらなる高性能化を図る計画です。このような最新技術の発展は、私たちの未来の暮らしを豊かにし、碧い地球を守る一助となるでしょう。


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