成都における「Clinic Way」の導入
インタセクト・コミュニケーションズ株式会社は、成都市において新たに開発した診療所向け統合管理システム「Clinic Way」を発表しました。このシステムはAI診断支援や処方監査機能を搭載しており、中国国内の6,000以上の医療機関に導入されています。
「Clinic Way」は、診療所や地域医療機関向けに設計された医療管理SaaS(サービスとしてのソフトウェア)で、医療現場の業務効率化を図るためのシステムです。特に、中小規模の医療機関に向けて、デジタル化を支援するソリューションとして重宝されています。
デジタル化が進む中国の地域医療
中国では、近年地域医療機関のデジタル化が進み、効率的な業務やデータ管理が求められています。インタセクト中国法人では、こうしたニーズに応えるべく、医療機関向けのSaaSおよびAIソリューションの開発を行っており、その中核を担うのが「Clinic Way」です。
Clinic Wayの特徴的な機能
「Clinic Way」には、以下のような先進的な機能が搭載されています。
- - AI診断支援: 医学文献や臨床データに基づいて学習したAIが患者の症状を分析し、診断候補を提示します。これにより医師はより迅速かつ正確な診療判断を行うことができます。
- - AI処方監査: 18万件以上の医薬品データを元に、薬剤の相互作用や禁忌症状を自動的にチェックします。この機能により、医師は安全な処方判断をサポートされます。
- - 診療業務の統合管理: 外来管理や患者管理、薬剤管理、在庫管理、料金徴収、経営分析など、診療所の運営に必要な各機能が一つのシステムに統合されています。
- - 中医処方テンプレート: 2,000種類以上の中医(漢方)処方テンプレートを用意しており、中国の伝統医学に基づく診療にも対応しています。
- - AI在庫登録と経営レポート: AIが仕入伝票を認識し、自動で在庫登録を行います。また、売上や来院数、在庫状況などを可視化するレポート機能も備わっており、診療所の経営改善に役立てられます。
Clinic Wayの実績
既に中国国内の多くの医療機関で導入が進んでおり、その活用例についてはさまざまなケーススタディが公開されています。これにより、医療現場での具体的な活用方法や導入効果が示されています。
また、現地法人のウェブサイトでは、2026年3月から「Clinic Way」に関する情報を発信しており、さらなる利用促進を図っています。
会社情報
インタセクト・コミュニケーションズ株式会社は、東京都に本社を置き、2000年に設立されました。中国本土や台湾を対象に、観光DXやシステム開発など多岐にわたる事業を展開しています。特に、近年では医療分野におけるデジタルトランスフォーメーションの推進に力を入れており、「Clinic Way」をその一環として位置づけています。
成都の現地法人「音泰思計算機技術」は、ITサービスやDXソリューションの開発を行っており、中国の医療機関に最先端の技術を提供しています。今後も「Clinic Way」を通じた地域医療のデジタル化が進むことが期待されています。